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「Yes, We Can!」 [その他]

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ふだんはあまり政治の話は書かないんだけど…。

アメリカ新大統領、予想以上の大差でオバマ氏に決定。
これで自分の周りがどう変わるのかというのはまだよくわからないのだが、シカゴでの勝利宣言の演説を聴いていた黒人の男性が静かに涙を流している姿が、とても印象的だった。
学生時代に公民権運動時代のアメリカの教育史を卒業・修士論文で書いたのだが、あの公民権運動時代から大きく変わった、その瞬間だったんだろうなということは伝わってきた。

おまけに仕事帰り、かかりつけの医者でいつもの薬を処方されてもらっていたときの話。
今健康保険が適用されず月に1万円近くかかっている薬の話になって、先生から「いやね、先日アメリカから帰ってきた人がうちに来たんだけど、君が飲んでる薬、無効では保険が適用されるんだって」。
「それはいいですね」と返した瞬間、「でも、保険料が月10万円だってさ」。
保険に入れる裕福な人は丁寧な医療サービスが受けられるけど、その恩恵にあずかれない人が多い現実を、ちょっとばかり身近に感じてしまった。

何はともあれ、遠いところからの歴史のうねりを感じた、そんな一日でした。

「アメリカでは、すべてが可能であることを疑い、民主主義の力に疑問を呈する人がまだいるなら、今夜がその答えだ。今度の選挙は違うと信じて、投票所に並んだ人々の列が答えだ。老いも若きも、共和党支持者も民主党支持者も、黒人も白人も、同性愛者もそうでない人も、健常者も障害者も、すべてが出した答えだ。我々はアメリカ合衆国(の一員)なのだ」

写真は、そんな新大統領誕生の瞬間を観ていた、「守門(すもん)」(http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13042811/)でのとんかつ定食。
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